ネット上のコミュニティ(Xや知恵袋、5ちゃんねる等)を定点観測すると、卒検落ちた人のネットの反応には生々しい悔恨と共通のシチュエーションが溢れています。「あと500メートルで教習所に戻る直前、黄色信号で突っ込んで補助ブレーキを踏まれた」「横断歩道の手前でスマホを見て立っていた歩行者を見落として即死した」といった投稿が後を絶ちません。
また、路上試験注意点とリアルな評判において頻繁に指摘されるのが、「一般ドライバーや天候という不確定要素」です。教習車に対して無理な割り込みをしてくる一般車や、急な路上駐車の出現によって予定していた車線変更ができなくなるトラブルは日常茶飯事です。ネット上では「運が悪くて落ちた」と嘆く声も見られますが、指導員側の見解は異なります。不測の事態が起きた際、無理に進もうとせず「その場でブレーキを踏んで停止し、安全が確保されるまで待機できたか」が問われているのです。
実際に卒検落ちた後の再受検経緯を辿ると、精神的・金銭的な負担は決して小さくありません。指定自動車教習所の規程上、不合格になった場合は最低1時限以上の「補修教習」を受講しなければ再受検資格が得られません。補修教習代(約5,000円〜7,000円)に加え、再検定料(約6,000円〜8,000円)が追加で発生し、スケジュールも1週間程度先送りになります。こうしたコストを避けるためにも、1回で確実に仕留める戦略が欠かせません。