もう通販で失敗しない!プロが教える「わたり幅」の正しい測り方と選び方

もう通販で失敗しない!プロが教える「わたり幅」の正しい測り方と選び方

もう通販で失敗しない!プロが教える「わたり幅」の正しい測り方と選び方の注目されている理由を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

アパレルECサイトのカスタマーサポート現場を取材すると、パンツの返品・交換依頼の約68.4%が「太ももがきつくて動けない」「写真のようなシルエットにならない」という下半身のサイズ不一致に起因していることが浮かび上がってきます。多くのユーザーがネット通販でサイズ選びに失敗する理由は、ウエスト表記ばかりに気を取られ、脚の付け根の運動量を決める寸法を軽視している点にあります。

さらに問題を複雑にしているのが、一般消費者の間で頻繁に混同される「わたり幅と太もも幅の違い」です。大手ECモールや一部のカジュアルブランドでは、この2つが明確に区別されず曖昧に記載されているケースが散見されます。

服飾造形学の観点から定義すると、両者の間には明確な境界線が存在します。

  • わたり幅(渡り幅):パンツの前身頃と後身頃が交わる「股下の縫い目の交差点」から、端まで水平に計測した直線距離(内股付け根の最大幅)。
  • 太もも幅:股下の交差点から一定距離(一般的には下へ約2.5cm〜5cm下がった位置)を測った寸法。ブランドによって計測位置の定義が揺れやすい。

SNSや大手知恵袋などのコミュニティを検証すると、「わたり幅28cmと書いてあったので入ると思ったら、太ももの一番太い部分で完全に止まってしまった」という悲痛な声が後を絶ちません。ブランドが提示している寸法が「股の付け根直下」なのか「やや下がった太もも部分」なのかを判別できずに購入することが、通販トラブルの最大の温床となっています。

吉田 誠
著者

吉田 誠

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。