菊池雄星の高校時代とは?左腕最速154キロ伝説とドラフト激闘史

菊池雄星の高校時代とは?左腕最速154キロ伝説とドラフト激闘史

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しかし、栄光の影には過酷な代償が潜んでいました。春夏の甲子園連戦と地方大会でのフル回転が、菊池の体に大きな負荷をかけていたのは間違いありません。3年夏の甲子園3回戦・東北高校戦の登板後から腰と背中に激しい痛みを訴えるようになります。

準決勝の中京大中京戦、先発を回避した菊池はチームの劣勢を救うべく4回途中に強行登板を果たします。しかし、本来の躍動感あるフォームは影を潜め、球速も110〜120km/h台にとどまりました。打者5人に対し2連打を浴び、わずか11球で無念の降板。ベンチに戻った菊池はタオルで顔を覆い、溢れる涙を止めることができませんでした。

大会後の精密検査で判明したのは、背筋の痛みだけでなく第5肋骨の骨折という重傷でした。骨折を抱えながらチームのためにマウンドに立ち続けたその気迫と責任感は、今なお高校野球ファンの記憶に深く刻まれています。

山崎 陸
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山崎 陸

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