旅行前の応急処置として絶大な人気を誇るのが、市販のペットボトルを活用した簡易自動給水器だ。なかでも100均ダイソー給水キャップの評判は高く、園芸コーナーの定番商品として定着している。ペットボトルの口に円錐状のノズルを取り付けて土に差し込むだけで、土中の水分量に応じて少しずつ水が染み出す仕組みだ。
ただし、100均の給水キャップを使用する際は「水が出すぎる」「まったく落ちてこない」といった個体差トラブルに注意したい。確実に作動させるためには、ペットボトルの底面に直径1〜2ミリ程度の空気穴を針で開けて気圧の抜け道を作ることがポイントとなる。ダイソーなどで手に入る素焼き(テラコッタ)タイプの給水パーツは、土の乾き具合に応じて自然なペースで水が浸透するため、プラスチック製ノズルよりも水の減り方が緩やかで失敗が少ない。
専用パーツを使わず、自宅にあるものだけで自作する場合は、ペットボトルのフタに千枚通しで小さな穴を開け、細く切った布やキリコミを入れた爪楊枝を穴に詰める方法が効果的だ。水の流出スピードを程よく抑える抵抗となり、500ml〜2Lのペットボトルで数日間にわたる点滴給水が可能になる。