「実家が金持ちだから苦労知らず」という噂を完全に覆すのが、彼の壮絶な下積み時代です。名優・仲代達矢さんが主宰する難関俳優養成所「無名塾」に合格した滝藤さんは、20代の約10年間を無名塾の厳しい稽古と極貧生活の中で過ごしました。
当時の生活実態は、実家からの過度な金銭的援助に頼ることなく、自活を徹底していました。
- 複数のアルバイトを掛け持ち:居酒屋の厨房、運送業、レンタルビデオ店の夜勤などで食いつなぐ日々。
- 風呂なしアパート生活:家賃数万円の狭い部屋に住み、日々の食費を切り詰める生活。
- オーディション落選の連続:実力がありながらも映像作品でのブレイクまでは長い年月を要した。
転機となったのは、2008年の映画『クライマーズ・ハイ』での神がかり的な演技でした。32歳にして一躍脚光を浴び、その後のドラマ『半沢直樹』(2013年)での迫真の演技によって、名実ともに日本を代表する実力派俳優の地位を確立しました。