江崎グリコが手掛けるポッキーのテレビCMは、1970年代のスタート以来、常に時代の気分を鮮やかに反映してきました。これまでに出演した歴代女優・タレントの顔ぶれを振り返ると、日本のエンタメ史そのものと言っても過言ではありません。
記念すべき初代CM女優を務めたのは岡田奈々(1970年代後半)でした。清純派アイドルの代表格として圧倒的な透明感を放ち、ポッキーに「爽やかで親しみやすいお菓子」というブランドイメージを確立させました。続いて1980年代にはトップアイドル・松田聖子が登場し、青春の甘酸っぱさをポップに表現して一大ブームを巻き起こします。
1990年代に入ると、牧瀬里穂や中江有里をはじめとする「ポッキー四姉妹物語」シリーズなど、ドラマ性の高いストーリー仕立てのCMが定着しました。さらに2000年代初頭のモーニング娘。による元気いっぱいのキャンペーンを経て、石原さとみ、新垣結衣という2000年代中盤から後半を代表するメガヒットCMが誕生します。
2010年代以降は、忽那汐里が繰り広げたエネルギッシュなダンスや、宮沢りえと南沙良が母娘役を演じた繊細な青春ドラマ仕立てのシリーズが幅広い世代の共感を呼びました。2026年の最新プロモーションに至るまで、ポッキーは常に「その時代で最も輝く原石」をキャスティングし続けています。