SNSやネット掲示板を観察すると、美容師の本音とネットの反応には大きなギャップが見られます。一般の利用者は「10分くらいなら待たされることもあるし、お互い様では?」と考えがちですが、サロン現場の声は切実です。
現役の美容師からは、「5分でも電話をくれれば、前のお客様のブローを丁寧に行ったり、薬剤の調合を先に済ませたりして段取りを組み直せる」「最悪なのは、予約時間を過ぎてから電話がかかってきたり、連絡なしで15分後に息を切らして来られたりすること」という声が圧倒的多数を占めます。
ネット上の口コミでも、「遅刻した自分のせいで雑な仕上げにされたと低評価レビューを書くのは筋違い」「時間を守って来店している他のお客様に迷惑をかけている自覚を持ってほしい」といったサロン側の立場に理解を示す意見が主流になりつつあります。「連絡があれば何分でも許される」わけではなく、「連絡があるからこそ、現場が最小限の被害でリカバリーできる」というのが美容師側の偽らざる本音です。