パーマと聞いて、一昔前の「クリクリしすぎた強めカール」や「昭和のパンチパーマ風」を連想するなら、それは大きな誤解だ。最新のヘアテクノロジーとカット技法の融合により、現在のパーマは劇的な変貌を遂げている。
最大の進化は、薬剤の進化と塗布技術の緻密さにある。ダメージを最小限に抑えつつ、毛髪内部の水分を保ちながらかけるアルカリレス・酸性領域の施術が主流となった。これにより、ゴワつきのない、まるで生まれたての上質な癖毛のような柔らかい質感が実現した。
さらに、束感を生み出すベースカットの技術も向上した。ただ丸く巻くのではなく、頭部の骨格に合わせて巻く強さと角度をミリ単位で計算。動きに「間(マ)」を作ることで、重たく見えがちなパーマに圧倒的な透明感と軽やかさが加わる。