日本独自のカルチャーとしてピンナップが最も大きな進化を遂げたのが、アイドル雑誌とアニメ雑誌の領域です。『Myojo』『Duet』『POTATO』などのアイドル誌や、『アニメージュ』『アニメディア』『PASH!』といったアニメ誌において、ピンナップは目玉企画として欠かせない存在となりました。
日本におけるピンナップの大きな特徴は、「両面印刷(リバーシブル仕様)」の多さです。表面に人気グループのフロントメンバー、裏面に次世代ネクストブレイク枠が掲載されるなど、1枚で2度楽しめる工夫が凝らされています。
また、アニメ雑誌の折り込みピンナップでは、本編では見られない「季節限定の衣装」「キャラクター同士の日常ショット」など、完全描き下ろしイラストが多数収録されます。単なる付録の枠を超え、作品の公式ビジュアル資料やメモリアルアイテムとしての資産価値を持つ点も、ファンの購買意欲を刺激し続ける理由です。