Web上のコミュニティやSNS、知恵袋の投稿を調査すると、「何度衣類を直してもドラム式 U13 繰り返す」「注水と脱水を延々とリトライして水道代が高騰した」という悲鳴が数多く寄せられています。ここには、ドラム式特有の構造とユーザーの使用習慣による決定的なすれ違いが存在します。
ドラム式洗濯機は、槽が斜めまたは水平に配置されているため、水を含んだ衣類がドラム内で「持ち上がっては落ちる」動作を繰り返します。このとき、「少なすぎる洗濯量」または「極端に水を含みやすい単体アイテム」が存在すると、センサーが重量の偏りを打ち消すことができず、脱水立ち上がり時の回転数を上げられません。
典型的な失敗事例として挙げられるのが、「高級なバスタオル1枚だけを急ぎで洗おうとした」「撥水加工のウインドブレーカーや防水シーツを洗った」というパターンです。防水性のある繊維は遠心力で水が外へ抜けず、一箇所に水が溜まるため、物理的にアンバランスを解消できません。これらはパナソニック公式でも「洗濯・脱水禁止」として明記されています。
また、大判の洗濯ネットに複数の衣類をぎゅうぎゅうに詰め込む行為も、実質的に「巨大な岩」をドラム内に投げ込んでいるのと同義であり、センサーが即座に異常振動と判断してU13を誘発します。「ネットに入れるのはデリケートな1着のみにする」「大物はネットから出して単独で洗う」という使い分けが不可欠です。