SNSや自動車コミュニティ(みんカラ・知恵袋・Xなど)では、ハンドルカバーの取り外しに失敗したユーザーの生々しい体験談が数多く報告されています。実際の投稿や整備士の証言を分析すると、力任せに引っ張ったことによる深刻なトラブル事例が浮き彫りになっています。
最も多い失敗が、「純正本革ステアリングの表皮めくれ・剥離」です。特に新車時からの純正レザー仕様車に社外カバーを長年装着していたケースでは、剥がす際に接着テープのように革の吟面(表面)がカバー側に持っていかれ、無残なまだら模様になってしまったという悲痛な声が散見されます。
さらに見過ごせないのが、ステアリングコラム機構やスイッチ類へのダメージです。力いっぱい両手で手前に引っ張った結果、ステアリングシャフトに過度な曲げモーメントがかかり、ステアリングのガタつきやセンターズレ、内部のスパイラルケーブル(エアバッグやステアリングリモコンの配線集合体)の断線を招いた事例も報告されています。修理費用が数万〜十数万円に跳ね上がるリスクを考えれば、無理な怪力勝負は避けるべき行為です。