近年の時間栄養学の研究において、魚油を摂取する時間帯によって体内への吸収率が劇的に変化することが判明しています。EPA・DHAの血中濃度を最も効率よく上げ、中性脂肪を効率的に下げるタイミングは「朝食時」です。
朝に魚油を摂取すると、胆汁酸の分泌が活発になり、脂質の消化吸収がスムーズに行われます。朝のサバ缶摂取は代謝スイッチを入れ、日中の脂質燃焼を促す相乗効果も生み出します。夕食に食べる場合でも、睡眠中の血小板凝集を抑えて血管事故を防ぐメリットがありますが、脂質代謝の効率という観点では朝がベストタイミングです。
コレステロール低下作用をさらに引き出すための、おすすめの組み合わせは以下の通りです。
・水溶性食物繊維(海藻・オクラ・納豆・きのこ)
食物繊維が腸内で余分なコレステロールや胆汁酸を吸着し、体外への排出を促します。「サバ缶×納豆」や「サバ缶とワカメの和え物」は最強の組み合わせです。
・抗酸化物質(玉ねぎ・トマト・緑茶)
オメガ3脂肪酸は非常に酸化しやすい弱点を持ちます。玉ねぎに含まれるケルセチンやトマトのリコピン、ビタミンC・Eを一緒に摂ることで、EPA・DHAの酸化を防ぎ、血管内皮を守る力を最大化させます。