鉄筋ロールマークの見分け方完全解説|規格判別と現場の誤配筋対策

鉄筋ロールマークの見分け方完全解説|規格判別と現場の誤配筋対策

鉄筋ロールマークの見分け方完全解説|規格判別と現場の誤配筋対策を詳しくリサーチ! 読者が気になる 重要ポイントを分かりやすく展開します。

Q1:ロールマークがサビや汚れで潰れていて判別できない場合はどうすればよいですか?
A1:真鍮ワイヤーブラシ等で表面のサビや付着泥を軽く擦り落としてください。その上で白チョークの腹を寝かせてマーク周辺に擦り付けると、凸状の突起や文字記号だけが白く浮き上がり、肉眼やスマホの拡大カメラで明瞭に判別できるようになります。それでも判別不能な極度の不良は、製造ロット混入防止のため受け入れを保留し、同一束の他筋を確認するか納入元へ照会してください。

Q2:SD295AとSD345を間違えて配筋してコンクリートを打設してしまった場合の法的・構造的リスクは?
A2:SD345で設計された梁主筋等に強度の低いSD295Aを使用した基礎・柱梁は、構造耐力不足となり建築基準法違反(構造耐力規定違反)に該当します。打設後にコア採取や非破壊検査、あるいは書類乖離から発覚した場合、構造計算書の再検証により安全が証明されない限り、コンクリート構造体の大規模はつり解体・打ち直しを命じられます。工期の遅延と数千万円単位の損害賠償に直結する極めて重大なリスクです。

Q3:メーカー記号がJISの一覧表に見当たらない場合、どのような理由が考えられますか?
A3:海外認証材(輸入鉄筋)であるか、近年におけるメーカーの経営統合・社名変更に伴うロール刻印の改定が考えられます。また、日本鉄筋継手協会やメーカー独自技術のネジ節鉄筋では、固有のシンボルが付与されていることがあります。不審な刻印を見かけた場合は現場判断で使用せず、搬入時の品質証明書(ミルシート)の発行元証明と直ちに照合を行ってください。

中川 明日香
著者

中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。