CSの重要性が強調されるあまり、ネット上では極端なプレイスタイルに走ってしまうプレイヤーも少なくありません。勝率を真に高めるためには、以下の2つの誤解を正しく認識しておく必要があります。
誤解①:「どんな状況でも常に分速10CSを目指さなければならない」
プロの大会と一般のソロランク(野良マッチ)では試合展開のテンポが根本から異なります。ソロランクでは頻繁に小規模戦や奇襲が発生するため、プロと同じ分速10CSを維持しようとすると「味方がすぐ近くで戦っているのにミニオンを叩き続ける味方見殺しプレイヤー」になってしまいます。戦闘の寄りとファームの優先順位を見極める柔軟性が不可欠です。
誤解②:「キルさえ取れていればCSは低くても問題ない」
序盤にガンクなどでキルを先行しても、相手が堅実にファームを続けていればゴールド差は縮まります。さらに、連続キルを重ねたプレイヤーは「シャットダウンゴールド(懸賞金)」を背負うため、CSを怠った状態で1度でもデスすると、相手に莫大なゴールドを一気に還元してしまう致命的なリスクを負うことになります。
【プロの結論】ファーム意識を高めるべきプレイヤー・立ち回りを見直すべきプレイヤーの判断基準
自身のプレイスタイルに応じて、今注力すべき課題を以下のように切り分けることが成長の最短ルートです。
- ファーム意識とラストヒット精度を最優先で磨くべき人:
- 対面にキルされていないのに、15分時点で2000ゴールド以上の装備差をつけられている人。
- 10分時点のCSが50未満で安定してしまっている初心者。
- キルを取った後、ウェーブを押さずに即座に帰還してタワーにミニオンを押し付けられてしまう人。
- ファーム偏重を見直し、戦闘への合流バランスを整えるべき人:
- 分速8〜9CSを達成しているにもかかわらず、勝率が50%を下回っている人。
- 味方がドラゴンやオブジェクト前で交戦している最中にサイドレーンで孤立死してしまう人。
- パワースパイク(主要装備の完成)を迎えているのに、集団戦に参加せずファームを優先し続けて試合を壊してしまう人。