利用者が知っておくべき根本的な違いとして、信用金庫が根拠とする法律がある。銀行が銀行法に基づき株主利益を追求するのに対し、信用金庫は信用金庫法に基づく相互扶助の非営利組織だ。営業エリアは限定されているものの、それが地域への資金循環を確約する担保となっている。
また、全国的なバックアップ体制も盤石だ。全国信用金庫協会を通じた業界全体のネットワークに加え、セーフティネット機能を果たす信金中央金庫が資金運用やリスク管理を強力にサポートしている。この二重三重の構造があるからこそ、地域単体の信用金庫であっても大手行と同等以上の健全性と安全性を確保できるのだ。