Q1:カフェイン飲料を飲んでもまったく眠気が覚めないのですが、なぜでしょうか?
A1:すでに脳内の疲労物質(アデノシン)が過剰に蓄積している場合、カフェインが受容体をブロックしきれず効果を感じにくくなります。また、日常的な過剰摂取によるカフェイン耐性がついている可能性もあります。その場合はカフェインに頼るのをやめ、息止めストレッチやツボ刺激、15分のパワーナップに切り替えるのが効果的です。
Q2:職場や学校に横になって仮眠できるスペースがありません。座ったままでも効果はありますか?
A2:十分に効果があります。むしろ完全に横たわるよりも、椅子の背もたれに頭を預けるか、デスクにクッションや腕を置いて伏せる体勢の方が深い眠りに落ちにくいため、パワーナップには適しています。目を閉じて視覚情報を遮断するだけでも、脳の脳波はシータ波からアルファ波へと変わり、視覚野の急速な疲労回復が得られます。
Q3:毎日しっかりと7時間寝ているのに、日中どうしても耐えられない眠気に襲われます。
A3:睡眠時間だけでなく「睡眠の質」が低下している疑いがあります。代表的なのが、睡眠中に気道が塞がって無呼吸を繰り返す睡眠時無呼吸症候群(SAS)や、過度のストレスによる浅い睡眠です。いびきを指摘されたことがある方や、十分寝ているのに起床時に熟睡感がない場合は、専門の睡眠外来を受診することをおすすめします。