地域住民や入院経験者の生の声を取材すると、病院側が継続して進めてきた接遇改善の足跡がうかがえます。JA福島厚生連 白河厚生総合病院では、院内広報誌「風によせて」や定期的に発行される「接遇だより」を通じて、患者からの厳しい投書に真摯に向き合う姿勢を公開しています。
「白河厚生総合病院 医師の評判」において特筆すべきは、福島県立医科大学 白河総合診療アカデミーの存在です。原因が特定しにくい倦怠感や多愁訴を抱える患者に対し、複数の診療科の枠組みを越えて包括的な診療を行う体制が確立されており、「他の病院で原因不明と言われた症状を的確に診断してもらえた」という感謝の声が多数寄せられています。
一方で、病棟看護師や窓口スタッフの対応に関しては、「非常にテキパキとしていて親切だった」という声と「業務に追われていて質問しづらい空気を感じた」という意見が混在しています。県南地方の救急要請を一身に引き受けている現場の逼迫度が、時として患者とのコミュニケーションに微細な摩擦を生んでいる実態が見て取れます。