きゅうりの育て方で摘芯しないと失敗する理由!親づる子づるの最新攻略

きゅうりの育て方で摘芯しないと失敗する理由!親づる子づるの最新攻略

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摘芯を成功させるためには、つるの種類(親づる・子づる・孫づる)を正確に見極め、成長段階に応じた的確な剪定を行う必要があります。プロの農家がルーティン化している標準的な整枝プロセスは、以下の4つのステップに集約されます。

ステップ1:下から5節までの完全リセット(株作りの準備)
定植後、つるが順調に伸び始めても、株元から本葉5枚目(第5節目)までに出てくる「わき芽(子づる)」と「花蕾(雌花・雄花)」は、見つけ次第すべて手で摘み取ります。この段階で実をつけさせると、まだ張り切っていない根に極端な負担がかかり、株が初期老化を起こすためです。地面から30センチメートル前後のスペースを完全に風通しの良い空間に保つことが、初期の病害予防に直結します。

ステップ2:親づる(主枝)の摘芯時期とやり方
親づるが支柱の先端、あるいは栽培者の手の届く高さ(地上約1.8〜2.0メートル、本葉20〜25枚程度)に到達したタイミングが親づる摘芯の合図です。主枝の最頂部にある小さな生長点を、清潔なハサミや指先で摘み取ります。この作業によって頂芽優勢が打破され、第6節以降から旺盛な子づる(側枝)が一斉に吹き出してきます。

ステップ3:子づる(側枝)の摘芯と葉の枚数管理
第6節より上から伸びてくる子づるには、次々と雌花がつきます。ここでの基本ルールは「子づるは葉を1〜2枚残して、その先を摘芯する」ことです。雌花がついた節のすぐ先にある葉を1枚(勢いが強い場合は2枚)残して生長点を止めることで、その葉が光合成を行い、直下の果実に十分な栄養を送り届けるポンプの役割を果たします。葉を残さずに切ると果実が肥大せず、逆に伸ばし放題にするとジャングル化して果実同士の養分争奪戦が始まります。

ステップ4:孫づるの処理とサイクル維持
子づるの摘芯箇所付近から、さらに「孫づる」が発生します。孫づるは株の草勢(スタミナ)を測るバロメーターです。草勢が強く葉色が濃い場合は、孫づるも同様に「1葉残して摘芯」して果実を収穫します。一方で、真夏の猛暑で株が疲弊している場合や葉が混み合っている場合は、孫づるは発生初期にすべて基部から間引き、株の消耗を最小限に抑えます。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。