Q1:我慢強い性格を根本から直さないと、リウマチの治療効果は出ないのでしょうか?
A1:性格を無理に変える必要はまったくありません。現代のリウマチ治療は、生物学的製剤やJAK阻害薬の登場により、関節の炎症と骨破壊を強力に抑制できるようになっています。「つらい時は誰かに相談する」「不調な時は休養を取る」という具体的な対処行動(コーピング)を少しずつ取り入れるだけで、免疫系への過度な負担を十分に緩和できます。
Q2:母親が関節リウマチを発症しています。娘である私も必ず遺伝して発症するのでしょうか?
A2:必ず発症するわけではありません。血縁者にリウマチ患者がいる場合、遺伝的素因を共有している可能性はありますが、遺伝だけで発症が決まる確率は高くありません。禁煙の徹底、歯周病の治療・定期クリーニング、過密スケジュールの見直しなど、発症に関わる環境因子を日常的に排除することで、発症リスクを大幅に抑え込むことが可能です。
Q3:朝起きると指がこわばるのですが、更年期障害や腱鞘炎とどう見分ければよいですか?
A3:更年期障害に伴う関節痛や腱鞘炎(バネ指)、変形性関節症(ヘバーデン結節など)でも朝のこわばりは生じます。見分けるポイントは、「痛む関節の場所」と「左右対称性」です。リウマチは指の第2関節(PIP)や第3関節(MCP)、手首などの柔らかい関節滑膜が左右両側で腫れるのが特徴です。ヘバーデン結節は指の第1関節(DIP)が硬く骨のように突出します。自己判断は禁物ですので、早期にリウマチ専門医で血液検査や関節エコー検査を受けてください。