背中は面積が広い分、針を入れる位置によって痛みのレベルが天と地ほど異なる。腕や太もも外側に比べて神経が密集しており、骨に近い部位が多いため、全体として刺青の中でもトップクラスに痛みの強い部位に分類される。
背中の中でも特に悶絶級の激痛が走るワーストエリアは以下の箇所だ。
- 背骨の直上(脊椎ライン):針の振動が骨を通じて頭蓋骨まで響くような鋭い激痛。
- 肩甲骨のキワ:皮膚が薄く骨が突出しているため、神経を直接引っ掻かれるような強い痛み。
- 腰・仙骨(お尻の上部):皮膚が敏感で針が深く入る感覚があり、下半身全体に鈍痛が広がる。
- 脇腹・脇の下付近:くすぐったさと激痛が同時に襲い、呼吸が乱れやすい最難関部位。
この激痛を乗り越えるための鉄則は、徹底した体調管理にある。施術前日は最低7〜8時間の十分な睡眠を確保し、アルコールは厳禁。施術当日は必ずしっかりと炭水化物を含む食事を摂り、血糖値を上げておくことで痛みの耐性が劇的に向上する。空腹や睡眠不足の状態で挑むと、脳が痛みを過剰に感知し、貧血やショック症状を引き起こす原因となるため細心の注意を払いたい。