行政側の動きも急速に加速している。こども家庭庁と文部科学省が連携してスタートさせた「2026年熱中症対策緊急プロジェクト」では、全国の幼稚園・保育所に向けて最新の環境整備指針が提示された。エアコン増設や遮光ネットの整備支援だけでなく、シャワー設備やミスト噴霧器の安全な運用指導が重要な柱に据えられている。
特に重視されているのが、暑さ指数(WBGT)に応じた明確な活動中止ラインの設定だ。基準値を超えた場合、屋外プールや長時間の水遊びは即座に中止され、室内での適切なシャワー浴や体温冷却が推奨される。行政側も従来の補助金事業の枠を超え、現場の実効性を高める支援策を矢継ぎ早に投入している。