検索エンジンで調査すると浮上する「アストランチア 花言葉 怖い」というサジェスト。その最大の要因となっているのが「愛の渇き(渇いた愛)」という少し寂しげなフレーズの存在です。「恋人に贈ると破局するのではないか」「裏切りを暗示しているのでは」と不安を抱く方もいるかもしれません。
しかし、この言葉の背景に恐ろしい伝承や悲劇的な神話が存在するわけではありません。真相は、アストランチアが持つ独特の水分感の少なさと質感にあります。
花びらのように見える萼(がく)や総苞片は、開花している生花の状態であっても水分が少なく、触れるとペーパーフラワーのようにカサカサとした独特の手触りをしています。「生きている花なのに、まるで水分(愛)が渇いているかのようだ」という、植物のユニークな触感を詩的に捉えた表現がいつしか花言葉として定着したに過ぎません。悪意や呪縛といった意味合いは一切ないため、過度に恐れる心配はないといえます。