虫歯予防デーの活動を計画する際、最も土台となるのが発達段階に応じた「ねらい」の設定です。0歳児から5歳児までが同じ空間で過ごす保育園では、年齢ごとに理解度や手先の器用さが大きく異なります。
乳児クラス(0歳・1歳・2歳児)のねらい
・口の周りを触られることに慣れ、食後の歯磨きやうがいを心地よいと感じる。
・保育者と一緒に歯ブラシを持ったり、歌や手遊びを通じて歯磨きの動作に親しみを持つ。
この時期は「正しい磨き方をマスターする」ことよりも、「歯磨きタイムは楽しい」というポジティブな印象を植え付けることが最優先です。
幼児クラス(3歳・4歳・5歳児)のねらい
・食べた後に歯を磨かないと虫歯バイキンが増えることを知り、歯の大切さを理解する。
・正しい歯ブラシの持ち方やうがいの仕方を身につけ、自発的に歯磨きに取り組む。
・自分の歯並びや口の中に興味を持ち、健康な歯を保とうとする意欲を育てる。
指導案(月案・週案・日案)作成のポイント
指導案に落とし込む際は、「環境構成」「予想される子どもの姿」「配慮事項」を立体的に描きます。「歯磨きを嫌がる子に対して無理強いをせず、手遊びや人形を使って安心感を与える」「歯ブラシを持ったまま歩き回らないよう、安全管理の動線を明記する」といった現場目線の具体策を盛り込むと、実効性の高い計画書が完成します。