古沢良太は1973年8月6日生まれ、神奈川県出身。東海大学文学部を卒業後、もともとはイラストレーターや漫画家を目指して創作活動を行っていました。このバックボーンこそが、彼の脚本づくりにおける「視覚的な場面構成力」や「強烈なキャラクター描写」の大きな原点となっています。
転機が訪れたのは2002年。テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞で『アシ!』が大賞を受賞し、脚本家としてのキャリアを本格的にスタートさせました。その後、2005年公開の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』で山崎貴監督とタッグを組み、共同脚本を担当。昭和30年代の下町を生き生きと描き出した本作は社会現象となり、当時32歳の若さで第29回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞するという快挙を成し遂げました。
その後も密室サスペンスコメディ『キサラギ』(2007年)や、重厚なサスペンス『外事警察』(2009年)、ハードボイルドとユーモアを融合させた『探偵はBARにいる』(2011年)など、ジャンルを問わず質の高いオリジナル&脚色作品を次々と世に送り出していきました。