日本酒度とは?プラスマイナスの意味と甘口・辛口を見抜く基準

日本酒度とは?プラスマイナスの意味と甘口・辛口を見抜く基準

日本酒度とは?プラスマイナスの意味と甘口・辛口を見抜く基準についての疑問解決ガイドをご紹介します。

日本酒専門の角打ちやSNSの愛好家コミュニティ、全国の地酒専門店での聞き取り調査を行うと、ラベル表記をめぐる消費者のリアルな悩みが浮き彫りになります。

「初心者時代、とりあえず『+10の超辛口』を選んだら、アルコールの刺激ばかりが立って飲みにくかった」(30代男性・愛飲歴3年)という声や、「『-5の甘口』と聞いてベタつく甘さを警戒したが、実際は新世代の酸が効いたジューシーなマスカット風味で概念が変わった」(20代女性・初心者)といった体験談が散見されます。

かつて昭和から平成初期にかけて流行した「淡麗辛口ブーム」の時代は、日本酒度のプラス表記=正義という図式が存在しました。しかし現在の造り手は、ワイン酵母の使用や白麹によるクエン酸の導入など、「マイナス日本酒度 × 高酸度」による立体的なモダンサケを次々と生み出しています。ラベルに記載された日本酒度単体だけを見て「辛口至上主義」で選んでしまうと、現代の多彩な酒質の魅力を逃すリスクがあるのです。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。