Q1:ヘパリン油性クリームは毎日顔に塗り続けても問題ありませんか?
A1:乾燥肌の治療や保湿維持を目的とする限り、毎日継続して塗布してもステロイドのような皮膚菲薄化や耐性(効かなくなる現象)が生じる心配はありません。ただし、季節の変わり目で皮脂分泌が増えた際やニキビの兆候が見られた場合は、塗布量を減らすかローションタイプへの切り替えを検討してください。
Q2:市販のヘパリン油性クリームと処方薬では効果に違いがありますか?
A2:有効成分「ヘパリン類似物質」が0.3%配合されている第2類医薬品であれば、主成分の保水力や抗炎症作用自体に大きな差はありません。ただし、処方薬は医師の診断に基づき保険適用(3割負担等)で処方されるのに対し、市販薬は全額自己負担となります。市販薬には抗炎症成分(アラントイン等)が追加配合されている製品もあり、目的に応じて選ぶことができます。
Q3:塗った後に顔が赤くなるのは副作用ですか?使用を中止すべきですか?
A3:ヘパリン類似物質の「血行促進作用」によって塗布直後に一時的に皮膚の毛細血管が広がり、赤みや温感を感じることがあります。塗布後30分〜1時間程度で自然に引き、かゆみや痛みを伴わない場合は生理的な反応の範囲内です。しかし、強いかゆみ、腫れ、発疹(ブツブツ)が続く場合は接触皮膚炎(かぶれ)の可能性があるため、直ちに使用を中止し皮膚科を受診してください。
Q4:化粧水や美容液、乳液との併用順序はどうすれば良いですか?
A4:油性クリームは油分が非常に多いため、スキンケアの「一番最後」に使用するのが鉄則です。基本順序は【洗顔 → 化粧水(水分補給) → 美容液 → ヘパリン油性クリーム(フタ・保護)】となります。クリームを先に塗ってしまうと、後から塗る水溶性美容液の浸透が妨げられます。