かつおのたたき解凍でなぜ生臭い?プロ直伝の失敗しない氷水術を徹底解説

かつおのたたき解凍でなぜ生臭い?プロ直伝の失敗しない氷水術を徹底解説

かつおのたたき解凍でなぜ生臭い?プロ直伝の失敗しない氷水術を徹底解説の詳細について、専門知識を基に徹底解説します。

ネット上の口コミやSNS、Q&Aサイトを調査すると、冷凍かつおのたたきの解凍に関して数多くのトラブルや後悔が投稿されています。その中でも圧倒的に多い3大失敗要因を検証します。

①「帰宅して急いでいたのでレンジの生解凍ボタンを押したら、端が白く変色してパサパサになった」
電子レンジのマイクロ波は水分に反応するため、カツオの角や端の部分に電磁波が集中します。その結果、中心は凍ったまま外側だけ60℃以上に加熱されてタンパク質が凝固し、身がボロボロになってしまいます。かつおのたたき解凍で電子レンジが完全NGとされるのはこのためです。

②「シンクに水を張って袋のまま出しっぱなしにして放置していた」
かつおのたたきを流水解凍する際、水を出したままにするのを忘れて「溜め水」にしてしまうケースです。水温が室温まで上昇し、身の外側だけが温まってドリップが大量流出します。流水解凍を行う場合は、細く水を出し続け、10〜15分で必ず状態を確認する必要があります。

③「1節すべて解凍したが余ったのでラップに包んで再冷凍した」
かつおのたたきの再冷凍には重大な危険性があります。一度破壊された細胞膜から水分が抜けてスカスカになるだけでなく、再凍結の過程で家庭用冷凍庫の緩慢冷却により極度の品質劣化を起こします。さらに、一度常温に近づいた魚肉は雑菌が増殖しやすく、食中毒のリスクも高まるため、再冷凍は絶対に避けるべきです。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。