顔のサイズを正しく把握するためには、まず医学・人体測定学における境界線を整理する必要があります。多くの人が「顔の長さ」と呼ぶものには、頭頂部から顎先までの全頭高(ぜんとうこう)と、額の生え際から顎先までの顔面長(がんめんちょう)という2つの異なる指標が存在します。
帽子やヘルメットのフィッティング、全体のスタイルバランス(頭身)を測る際には頭蓋骨全体の頂点を含む全頭高と左右のこめかみ・耳の上の最大幅である全頭幅(ぜんとうふく)を用います。一方で、メイクや美容医療、小顔矯正などで焦点となるのは、眉間や生え際から顎先までの骨格ラインです。
どこからどこまでを測るかによって数値が3〜5cm以上変動するため、ネット上の平均データと照らし合わせる際は「全頭高」を基準にしているのか「顔面長」なのかを必ず確認することが極めて重要です。