メーター内に「PCS」という文字とともに衝突を連想させるアイコンが表示された際、まず確認すべきは「常時点灯しているか」それとも「点滅しているか」という表示ステータスです。この違いによって、今すぐ路肩に停車すべき事態なのか、それとも次回のエンジン始動時まで様子見できるのかが明確に分かれます。
結論から言えば、PCS警告灯がついた状態であっても通常のアクセル操作、ステアリング、油圧ブレーキは完全に作動するため走行可能です。ただし、自動ブレーキや追従型クルーズコントロール(ACC)、レーントレーシングアシスト(LTA)といった先進運転支援機能は強制的にカットされます。万が一の衝突被害軽減機能が働かない「生身の運転状態」に戻っている点には最大限の警戒を払わなければなりません。
メーター画面に「プリクラッシュセーフティ一時的に使用不可」とメッセージが出ているだけの「常時点灯」であれば、泥や霜による視界不良が原因の大半を占めます。一方で、アイコンが小刻みに「点滅」を繰り返している場合は、車載ECU(電子制御ユニット)が内部故障や重大な軸ズレを検知した状態であり、自然復旧は期待できません。