山口智子の芸能界への第一歩は、1986年に選出された東レ水着キャンペーンガールでした。青山学院女子短期大学在学中にスカウトされ、身長170cmという当時としては際立った高身長と引き締まったヘルシーなボディラインで、瞬く間に注目を集めます。当時の水着グラビアや雑誌の切り抜き写真は、現在もネット上で「スタイルが異次元」「健康的で美しい」と絶賛されています。
生家は栃木県栃木市で江戸時代から続いた老舗旅館。一人娘として「将来は女将を継ぐ」というレールが敷かれていた環境から飛び出し、自らの力で生きていく道として選んだのがモデル業でした。
そして1988年、芸能史に残る大きな転機が訪れます。NHK連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』のヒロイン・小野純子役のオーディションに合格。演技未経験ながら、持ち前の芯の強さと明るさで見事に演じきり、全国区のお茶の間にその存在を刻み込みました。この現場こそが、後に生涯の伴侶となる唐沢寿明との運命の出会いの場でもありました。