店頭ポップやパッケージを見ていると、「からあげ棒」と「竜田揚げ棒」という2つの呼称を見かけることがあります。両者には明確な製法と風味の違いが存在します。
一般的な「からあげ棒」は、鶏肉を醤油、生姜、にんにくなどで下味をつけ、小麦粉とでんぷんをブレンドした衣をまとわせて揚げます。肉全体にジューシーな旨味が閉じ込められ、しっとりとした肉質と程よい衣の一体感が特徴です。
一方の「竜田揚げ棒」は、醤油やみりんを効かせた下味に漬け込んだ鶏肉に、主に片栗粉(でんぷん)のみをまぶして高温で揚げます。仕上がりは衣に白い粉が吹いたような独特の見た目になり、表面が竜田揚げならではのザクザク・サクサクとした軽快な食感に仕上がります。
コンビニ各社は時期や地域によって、油切れの良さや食感の持続性を考慮し、竜田揚げ仕様へ刷新するケースが多く見られます。