ネット上の簡易動画などで散見される「結び目を思い切り引き下げてルーズにする」という手法は、実は大きな落とし穴です。
結び目そのものを緩めてしまうと、ホールド力が失われて数時間の歩行や風で完全に崩れてしまいます。プロが実践しているのは「土台のゴムは極限までタイトに固定し、表面の毛先だけを微細につまみ出す」という明確な役割分担です。
また、「シリコンゴムを隠すためにピンで留めるのが難しい」という声も多く聞かれますが、ピンを使わずにゴムを隠すテクニックが存在します。くるりんぱした毛束の裏側から少量の毛束を取り、ゴムの結び目に巻き付けた後、もう一度小さなシリコンゴムで留めて内側に押し込むだけで、ピン特有の痛みや脱落のリスクを完全に解消できます。