カスタム専門ショップの担当者や、実際にハイゼットカーゴをカスタムして乗り続けるオーナーへの取材から、カタログスペックだけでは見えない実情が浮き彫りになっています。
オーナーの証言:「CVTの恩恵と積載性の両立」
「先代(S321V系)の4速ATから新型(S700V系)に乗り換えてリフトアップを施したが、CVTのおかげで高速道路の静粛性と加速フィールが別次元になった。以前は時速80km巡航でもエンジン音が車内に響き渡っていたが、現行モデルは長距離移動の疲労が激減した」(40代・アウトドア愛好家)
DIYビルダーの声:「鉄板むき出しならではの断熱対策の必須性」
「荷室の広さは文句なしだが、商用バン特有の夏場の熱気と冬場の底冷えは想像以上だった。天井の内装を剥がし、レアルシルトなどの制振材と東レのペフシート(断熱材)を隙間なく敷き詰めるDIYを行ったことで、車内の温度環境と雨天時の天井打音ノイズが劇的に改善した」(30代・車中泊DIY系YouTuber)
ショップスタッフの指摘:「足回りカスタムにおけるロール対策」
「ハイゼットカーゴはもともと車高が高く重心が高いため、スプリングのみで車高を上げるとカーブでのロール量が大きくなりがちです。日常の乗り心地を損なわないためには、減衰力調整付きのショックアブソーバーへの同時交換や、強化スタビライザーの追加を推奨しています」(神奈川県・軽バンカスタム専門店チーフメカニック)