市岡高校の最大の特徴は、平成11(1999)年に改編された単位制普通科のカリキュラム構造にあります。従来の学年制普通科とは異なり、1年次で基礎学力を固めた後、2・3年次では各自の志望進路(国公立文系・理系、私立難関大、芸術・看護系など)に合わせて豊富な選択科目から自分だけの時間割を設計できます。
この柔軟なシステムが進学結果にどう結びついているのか、直近の出口戦略を見ていきます。同校の進路実績において最もボリュームが大きいのが、関西圏の難関私立大学群である「関関同立(関西大学・関西学院大学・同志社大学・立命館大学)」および「産近甲龍(京都産業大学・近畿大学・甲南大学・龍谷大学)」への進学です。
特に市岡高校の関関同立合格数は、例年学年定員(約280〜320名)に対して延べ100〜150名前後の実績を誇ります。なかでも地理的・歴史的な親和性が高い関西大学や近畿大学への合格者数が突出しており、私立上位校への確かな合格力を示しています。国公立大学に関しても、大阪公立大学、和歌山大学、兵庫県立大学、滋賀大学などの近隣国公立に毎年20〜40名前後が現役合格を果たしています。