高級食パン閉店ラッシュの真相|ブーム終焉の理由と有名店の2026年現在

高級食パン閉店ラッシュの真相|ブーム終焉の理由と有名店の2026年現在

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Q1:あれほど大行列だったのに、なぜ急激に店舗が潰れてしまったのですか?
A1:最大の要因は、1本1,000円前後の「お土産・ハレの日需要」に依存したビジネスモデルだったためです。日頃から食べるパンとしては価格が高く糖分・脂質も多いためリピート率が低迷しました。そこへロシア・ウクライナ情勢や円安による小麦・乳製品・光熱費の記録的な高騰が直撃し、急速に出店しすぎたフランチャイズ店舗が赤字に耐えきれなくなったことが決定打となりました。

Q2:乃が美や銀座に志かわは現在どうなっていますか?完全に消えてしまったのですか?
A2:完全に消滅したわけではありません。ピーク時と比較して全国の店舗数は大幅に縮小・再編されましたが、現在も営業を継続しています。乃が美は経営体制を刷新して小容量サイズや新メニューの開発による立て直しを進めており、銀座に志かわは限定フレーバーの展開や海外出店、インバウンド需要の獲得へとシフトしています。

Q3:岸本拓也氏が手掛けた「変わった名前のパン屋さん」は今どうなっていますか?
A3:奇抜な店名で話題を集めたプロデュース店舗の多くは、ブーム沈静化とともに閉店やフランチャイズ契約満了を迎えました。現在、岸本氏および運営会社は「高級食パン単一のプロデュース」から完全に転換し、カレーパン専門店やクロワッサンカフェ、地方自治体や地元企業と連携した地域密着型のベーカリープロデュース事業を展開しています。

山崎 陸
著者

山崎 陸

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