長時間の生放送をまとめ上げ、受賞の瞬間のドラマを演出してきたのが司会陣の存在です。歴代司会者まとめを振り返ると、TBSの看板アナウンサーと、その時代を象徴する女優・タレントによる男女ペアの歴史が浮かび上がります。
- 黎明期〜黄金期を支えた名司会者:元NHKの看板アナウンサーであった高橋圭三は、第11回(1969年)から第25回(1983年)まで長きにわたり司会を担当。「輝く!日本レコード大賞」という名フレーズを格調高く響かせました。その後、芥川隆行や久米宏、黒柳徹子といった個性豊かな司会者が歴史を紡ぎました。
- 堺正章の軽妙な進行:1996年から2011年まで長年司会を務めた堺正章は、重厚な式典にエンターテインメントとしての温かみとユーモアを吹き込みました。
- 安住紳一郎アナウンサーと旬の女優陣:2012年以降、TBSのエース・安住紳一郎アナが総合司会として不動の地位を築いています。安住アナの徹底した取材に基づく歌手へのリスペクトと、時に感極まる涙声の進行は視聴者から絶大な信頼を得ています。また、パートナーとして土屋太鳳、吉岡里帆、川口春奈といった旬のトップ女優が起用され、舞台に華を添えてきました。
大賞受賞者が決定した瞬間、ドラムロールが鳴り響き、名前が読み上げられた瞬間の静寂と歓声。司会者が受賞者のもとへ歩み寄り、震える声から本音を引き出すやり取りは、台本のない生放送ならではの最大の醍醐味といえます。