ネット上のQ&AサイトやSNS上では、親たちの切迫した相談や、教育現場からの悲鳴にも似た報告が数多く寄せられています。当編集部が収集したリアルな実態証言から、エナジードリンクが子供たちの日常にどのように浸透しているのかを浮き彫りにします。
「中学2年生の息子が定期テスト前に『友達がみんな飲んでいるから』とレッドブルを買ってきた。飲んだ直後は集中できたようだが、深夜2時を過ぎても目が冴えて眠れず、翌朝は頭痛と吐き気を訴えて学校を遅刻した」(40代・保護者)
「小6の学童保育で、塾の前にコンビニでエナジードリンクを買って隠し持っている児童を発見した。理由を聞くと『ゲームの実況動画でゲーマーが飲んでいてカッコよかったから』と答えた。親はジュースの買い食い程度にしか把握していないケースが多い」(30代・教育関係者)
子どもたちにとって、エナジードリンクは単なる疲労回復飲料ではなく、「大人の仲間入りをした気分になれるファッションアイテム」あるいは「プロゲーマーやインフルエンサーへの憧れ」として消費されています。親が知らないところで小遣いを使ってコンビニで購入しているケースが頻発しており、家庭内のルール決めだけでは防ぎきれない現場のリアルが存在します。