永作博美の芸能界入りは、1989年にフジテレビのテレビ番組『パラダイスGoGo!!』の「乙女塾」第1期生として選ばれたことがきっかけでした。同年に結成された3人組アイドルグループ「ribbon」のメンバーとして瞬く間にトップアイドルの座へ駆け上がります。
アイドル冬の時代と呼ばれた1990年代前半、高い歌唱力とコミカルなバラエティ対応力でグループの中心として活躍。当時の写真や映像を振り返ると、愛くるしい丸顔と大きな瞳、屈託のない笑顔が印象的で、現在の面影がそのまま残っていることが確認できます。
1994年のグループ活動休止以降、永作は本格的に女優業へシフトしました。劇団☆新感線の舞台などを経て着実に演技力を磨き、ドラマ『週末婚』(1999年)や『Pure Soul〜君が僕を忘れても〜』(2001年)で主演・主要キャストを務め、名実ともに実力派女優としての地位を確立します。
映画『人のセックスを笑うな』(2008年)では年下の青年を翻弄する魅力的な美術講師役を好演。映画『八日目の蝉』(2011年)では日本アカデミー賞最優秀助演女優賞をはじめ数々の映画賞を総なめにしました。さらにNHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』(2026〜2026年)では主人公の母親役を好演し、幅広い世代から絶賛を浴びました。