現在でこそトップランナーとして知られる橋本環奈ですが、その芸能キャリアの起点は福岡の児童劇団にありました。小学3年生だった2007年、地元福岡の芸能事務所「アクティブハカタ」へ自ら志願して所属。テレビCMの端役や地元自治体のPR映像など、地道なオーディション活動を重ねていました。
ファンやメディアの間で今も頻繁に検索される橋本環奈 アイドル グループ名の正体こそ、アクティブハカタがプロデュースを手掛けたダンスボーカルユニット「Rev. from DVL(レブ・フロム・ディーブイエル)」です。2003年に結成された前身グループ「DVL」を経て、2011年に「Rev.(revolutionの意味)から世界へ」というコンセプトを掲げて再編・改称されました。
当時の日本のアイドル市場は、AKB48を頂点とする大所帯グループと、地方都市で地域活性化を担う「ご当地アイドル(福岡ローカルアイドル)」が群雄割拠する激動の時代。Rev. from DVLもまた、福岡市内のショッピングモールや地域のお祭りステージを主戦場とし、メンバー全員が自らチラシを配り、手売りでチケットを捌く泥臭い草の根活動を続けていました。
取材記録によると、当時の彼女は決してセンター固定の絶対的エースとして最初から優遇されていたわけではありません。小柄ながら群を抜くキレのあるダンスと、客席の端まで見渡す強い眼差しで頭角を現し、徐々にフロントポジションを勝ち取っていった叩き上げのパフォーマーでした。