橋本奈々未のプライベートを語る上で欠かせないのが、アイドル界でも稀に見る「完全ノースキャンダル」を全うしたという厳然たる実績です。乃木坂46の第1期生オーディションに合格した2011年から卒業までの約5年半、週刊誌による熱愛報道や私生活の乱れは一度も確認されませんでした。
唯一、引退直後の2017年4月に「週刊文春」が報じたのが、当時所属していたソニー・ミュージックエンタテインメントの役員(現取締役)との密会および送迎疑惑でした。引退直後という極めてセンシティブなタイミングでの報道はファンの間に大きな動揺を広げましたが、この一件に対する橋本の対応は芸能史に残る異例のものでした。
報道直後、彼女は乃木坂46の公式サイトに自らの言葉でメッセージを寄稿。「隠し立てするようなやましい関係は一切ありません」「引退後にストーカー被害に悩まされており、警察への通報や身の安全の確保について、長年信頼してきた役員の方に相談に乗ってもらっていた」という切実な背景を率直に告白したのです。さらに「芸能界を去った一私人であるにもかかわらず、このような根拠のない憶測報道で家族や関係者が傷つけられるのは耐え難い」と毅然とした抗議を行いました。
後追い取材を行った各報道機関も、役員側・本人側双方の主張に矛盾がないことを確認しており、愛人関係や熱愛といったネット上の邪推は完全に払拭されました。学生時代のプリクラ流出といった些細な過去ログを除けば、確たる熱愛が発覚した歴代彼氏は存在しないというのが、ジャーナリズムのファクトチェックが導き出す明確な結論です。