ネット上の情報や古いブログ記事を鵜呑みにしていると、現場で大きな不利益を被る「構造的な盲点」がいくつか存在します。
盲点1:日本の祝日だけでなく「韓国の国慶日」も完全休館
大韓民国総領事館の休館日ルールは特殊です。日本の土日・国民の祝日に加え、韓国の4大国慶日(3月1日:三一節、7月17日:制憲節※公館による、8月15日:光復節、10月3日:開天節、10月9日:ハングルの日)および韓国の旧正月・秋夕(チュソク)期間も業務を停止します。「日本の平日だから開いているはず」と思い込んで来館すると、固く門が閉ざされているという事態に直面します。
盲点2:午前と午後で「業務内容」が完全に異なる
多くの総領事館では、「ビザ・証明書の申請受付は午前中(例:09:00〜11:30)のみ」「午後は交付や予約制の特殊相談のみ」といった厳格なタイムスケジュールが敷かれています。営業時間として「09:00〜17:00」とWebサイトに表記されていても、一般の申請者が窓口で書類を提出できる実質的な受付時間は1日あたり2時間半程度に限られているケースが大半です。
盲点3:ビザの「即日発給」「特急発給」は制度として存在しない
「追加料金を払えば早く発行してもらえる」という噂は完全な誤解です。2026年現在、人道的な緊急事態(親族の危篤等)を除き、一般のビザ審査は受付順に機械的に処理されます。通常審査には最低でも7営業日〜14営業日(公館やビザ種別によっては3週間以上)を要するため、「来週のフライトに間に合わせたい」と窓口で直訴しても例外措置は一切認められません。