パックの後は乳液だけで十分?知らずに乾燥招くNg行為と最新正解手順

パックの後は乳液だけで十分?知らずに乾燥招くNg行為と最新正解手順

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「もったいないから、シートが乾くまで顔に貼っておきたい」「美容成分を肌に吸い尽くさせたい」――この心理こそが、最も危険な肌トラブルの元凶です。美容誌『美的.com』の専門家解説によれば、長時間の入浴で肌がふやけるのと同様に、パックで過度な水分を集中的に与え続けると、角層細胞がふやけて細胞間脂質の配列が乱れ、一時的にバリア機能が著しく緩むことが判明しています。

市販されている多くのシートマスクにおけるパック放置時間の目安は10分〜15分に設定されています。これを超えてシートを肌に乗せ続けると、シート自体の水分が蒸発し始めます。乾いたシートはスポンジのように、今度は肌の角層から水分を吸い上げてしまう「逆毛細管現象(水分の逆奪取)」を引き起こします。パックを剥がした直後は潤っているように見えても、細胞内は極度の脱水状態に陥り、数時間後には深刻なインナードライを招くのです。

さらに絶対に避けるべきなのが、パックの後そのまま寝るという行為です。睡眠中は寝返りによる摩擦が加わるだけでなく、乾ききった不織布が肌に密着して皮膚の呼吸を妨げ、激しい乾燥と接触皮膚炎(かぶれ)を誘発します。どんなに疲れている夜であっても、規定時間が経過したら必ずマスクを取り外し、乳液やクリームで油分を補給して就寝する習慣を守らなければなりません。

前田 葵
著者

前田 葵

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。