引退から数十年が経過するなかで、インターネット上や週刊誌では幾度となく「一夜限りの紅白歌合戦復帰」「数億円規模のディナーショーオファー」といった復帰待望論が取り沙汰されてきました。しかし、そうした噂はすべて周囲の一方的な憶測に過ぎませんでした。
山口百恵 復帰しない決定的な理由は、彼女自身が芸能界という舞台に微塵の未練も残していなかった点にあります。
多くの芸能人が引退後にスポットライトの魔力に引き戻されるなか、彼女は「山口百恵」という虚像を完全に脱ぎ捨て、三浦友和の妻「三浦百恵」としての日常を生きることを選んだのです。三浦友和も自著『相性』の中で、「妻は引退してから今日まで、一度も芸能界に戻りたいと言ったことがない」と証言しています。自らの決断に責任を持ち、一度口にした誓いを貫き通す美学こそが、彼女が復帰しない最大の理由です。