ユーザーの期待値が可視化される指標として、Steamの「ウィッシュリスト登録数」や各種メディアの神ゲー発売予定ランキングが存在します。しかし、ソーシャルメディアの拡散数や予約開始直後のランキング上位という数字の裏には、慎重に見極めるべき罠も潜んでいます。
ゲームコミュニティや大手掲示板(5ちゃんねる、Reddit、知恵袋)に投稿されるリアルな声をつぶさに検証すると、ゲーマー層の防衛本能が年々高まっていることが浮き彫りになります。「予約特典欲しさにアルティメットエディションを1万5000円で買ったが、発売初日はクラッシュ多発で遊べなかった」「初日パッチで数十GBのダウンロードを要求され、有給休暇が無駄になった」といった怨嗟の声は後を絶ちません。
特に注視すべきは、昨今のゲーム予約特典事前登録まとめに見られる商法の手法です。「発売3日前のアーリーアクセス権」や「ゲーム内限定装備」を上位エディションの購入条件にする手法が一般化しましたが、これは実質的な価格引き上げであり、未完成品を早期に売り抜けるための防波堤ではないかという厳しい指摘もなされています。先行プレイ動画を配信するクリエイターへの情報統制や、レビュー用コードの配布制限が行われているタイトルについては、コミュニティ内でも警戒アラートが鳴らされるのが近年のスタンダードです。