編集部では今回の調査にあたり、SNS(X・Instagram)上の投稿数千件や知恵袋の相談事例、さらに現地の観光案内所や宿泊施設スタッフへのヒアリング取材を実施しました。そこから見えてきたのは、パンフレットの華やかな写真だけでは分からない「現場の過酷な現実」です。
特に目立った失敗談として挙げられたのが、「テーマパーク周辺の食事難民化」と「熱中症によるスケジュール崩壊」でした。ある30代の母親は次のように語っています。
「有名なテーマパークの入場確約付きツアーを予約したものの、パーク内のレストランはどこも90分待ち。酷暑の中で水分補給すら長蛇の列に並ぶ羽目になり、2歳の下の子が熱を出して2日目はホテルに缶詰め状態になりました。無理に有名観光地を狙わず、涼しいホテル内で完結するプランにすべきだったと深く後悔しました」
一方で、旅行の満足度が極めて高かった家庭の共通点を探ると、「目的の引き算」が徹底されていることが判明しました。あれもこれもと観光スポットをハシゴするのではなく、「この旅行では宿のプールと花火だけを楽しむ」「清流での水遊びだけを目的にする」と割り切ったプランを立てている家族ほど、現地でのトラブルが少なく、親子の笑顔とリフレッシュ度が高いという明確な傾向が浮き彫りになっています。