プレイの質を左右するのが、室内に設置された設備のクオリティとバリエーションです。非日常の象徴ともいえるSMホテルの十字架や拘束具は、壁面固定型の木製X十字架から、角度調整が可能な金属製フレームまで多岐にわたります。ベッドの四隅に革製・ナイロン製の拘束バンドが常設されているタイプは、初心者でも手軽に緊縛プレイの雰囲気を味わえるため人気です。
ハードなプレイを好む層向けには、天井からの吊り輪、ケージ(檻)、SM専用チェア(拘束椅子)、三角木馬などを完備した本格的なプレイルーム仕様の部屋も存在します。これらの大型器具は安全設計が施されていますが、無理な荷重や誤った使用による怪我を防ぐため、設置されている取扱説明書や耐荷重表示を必ず確認することが不可欠です。
自前のアイテムを使用したい場合、SMホテルへの道具の持ち込みは基本的に自由とされているケースがほとんどです。ただし、部屋を汚損する恐れのあるロウソク(低温ロウソクを除く)やオイル類、血糊の使用、建物を傷つける恐れのある金具の打ち込みなどは厳禁です。万が一の破損や過度な汚損は高額なクリーニング代を請求されるリスクがあるため、持ち込みルールや禁止事項は事前にホテルの利用規約でチェックしておきましょう。