ドラえもん絵描き歌の最大の特徴は、歌のフレーズ通りに筆を走らせるだけで、誰でも直感的にドラえもんの輪郭を描き上げられる点にあります。作詞を手掛けた楠部工氏(補作詞:ばばすすむ氏)と作曲の菊池俊輔氏による黄金コンビが手掛けたこの楽曲は、視覚と聴覚をシームレスに連動させる極めて完成度の高い構造を持っています。
歌詞の流れと、それぞれが対応する作画パーツの手順は以下の通りです。
【ドラえもん 絵描き歌の歌詞と描画ステップ】
- 「まる書いてちょん まる書いてちょん」
まず左目を丸く描き、中央に黒目をチョンと打ちます。続けて右側にも同じように丸と黒目を描き、両目を完成させます。 - 「お豆に芽が出て」
両目のすぐ下に小さな丸(鼻)を描き、そこから下に向かって一本の縦線をスーッと伸ばします。 - 「うえきばち うえきばち」
縦線の下部を起点にして、左右に大きく開いた口のラインを引き、顔の内側の輪郭(植木鉢の形状)を形作ります。 - 「6月6日に UFOが」
頭のてっぺんから左側へ「6」、右側へ「6」を描くように大きな外側の輪郭を取り、頭上から左右の手(UFO)を配置します。 - 「あっちいって こっちいって おっこちて」
左右の手から胴体の側面へとラインをつなぎ、全体のアウトラインをまとめます。 - 「お池が二つ できました」
胴体の下部に丸い足(またはポケットの基礎)を二つ描き入れます。 - 「お池にお舟を 浮かべたら」
お腹の中央に半円を描き、四次元ポケットのポケット口を作ります。 - 「三日月にじがでて 六日月でました」
足元のラインを半月状に整え、全体のバランスを安定させます。 - 「ヒゲをつけたら ドラえもん」
最後に頬の左右に3本ずつヒゲを描き足せば、おなじみのドラえもんが完成します。
この手順を踏むことで、絵が苦手な子供であっても、パーツの比率や位置関係が自然と整うように設計されています。