順風満帆に見える2人の歩みですが、その裏には壮絶な病気との闘いがありました。繊細な完璧主義者であった高橋真梨子は、40代後半から深刻な更年期障害や自律神経失調症、うつ状態、不眠症に悩まされるようになります。
特にファンやメディアを驚かせたのが、2010年代半ばから報じられた急激な激痩せでした。身長154cmに対し、一時は体重が32kg台まで減少。食事を受け付けず、歩くことすらままならない極限状態の中で、全国ツアーのステージに立ち続けていた時期があります。
この危機的状況を救ったのが、夫・ヘンリー広瀬の献身的な看護でした。ヘンリー氏は妻の健康を取り戻すため、以下のような徹底したサポートを実践しました。
- 毎日の完全手料理:食欲が落ちた妻のために、栄養バランスと消化の良さを計算した特製スープや和食を毎食手作り。
- 徹底したメンタルケア:情緒が不安定になり涙を流す妻を否定せず、「歌えなくなってもいい、生きているだけで十分」と寄り添い続ける姿勢を貫通。
- ツアースケジュールの再編:妻の身体への負担を最小限に抑えるため、移動経路や本番前後の休息時間を細かくマネジメント。
高橋真梨子自身もテレビ番組の密着取材で「彼がいなければ、私はとっくに歌をやめていたどころか、生きていられなかったかもしれない」と涙ながらに語っており、2人の結びつきは単なる夫婦の枠を超えた、生命の救済者としての関係性を持っています。