ネット上では「西島秀俊は常に体脂肪率8%を年中キープしている」「一切の炭水化物を摂らない完全断糖をしている」といった過激な噂が一人歩きしがちですが、これらは明確な誤解です。
人間の生理学的限界として、50代で体脂肪率1ケタを年間通じて維持し続けることは、テストステロン値の著しい低下や免疫不全、関節軟骨の摩耗を招く危険を伴います。実際のところ、西島自身も作品のクランクイン時期に合わせて段階的に体を絞り、撮影が終われば適度な脂肪と水分を戻して関節と内臓を休ませる「オン・オフの周期(ピリオダイゼーション)」を取り入れています。
近年では、重量だけを追い求めるハードトレーニングから、関節可動域を広げるモビリティワークやピラティス的要素を取り入れたメンテナンスへとシフトしていると見られます。単に重いものを挙げることではなく、「怪我をせず、生涯動ける身体であり続けること」こそが、彼の肉体が衰えない真の理由なのです。