アドブルーの消費量は、走行距離だけでなく「燃料(軽油)の消費量」に比例します。高負荷な運転(高速巡航、重い荷物の積載、急加速、登坂路)を行うほど燃料噴射量が増加し、それに伴って発生するNOxを浄化するためにアドブルーの噴射頻度も上がります。
乗用車における一般的な消費ペースは、燃料消費量の約1〜3%です。軽油100Lを消費するごとに1〜3Lのアドブルーを消費する計算となり、走行距離に換算すると1,000kmあたり約1Lが標準的な目安となります。
- 一般的なクリーンディーゼル乗用車(タンク容量10〜15L):約10,000km〜15,000kmごとの補充(年1回の法定点検やオイル交換と同時タイミングで十分カバー可能)。
- 大型SUV・クロカン四駆(タンク容量12〜20L):高速走行や牽引が多い場合、約7,000km〜10,000kmで警告灯が点灯することも。
- 中・大型トラック(タンク容量30〜60L以上):積載重量や運行ルートにより、数千kmスパンでの高頻度な補充が必要。
「普段は通勤街乗りだけ」というドライバーであれば年1回のディーラー点検時のみで完結しますが、長距離ドライブやレジャーで急激に距離を伸ばす予定がある場合は、長距離移動の前に残量ステータスを確認しておくのが賢明です。